2013-2019年の備忘録

WUGのことを忘れないけど上手に忘れるための備忘録です。

Wake Up, Girls!のFINAL LIVEに参加したこと

 ようやくたどり着きました。そして1週間経ってしまいましたね。先週の今頃は最後のタチアガレ!だったかな。とにかく凄いライブだった。


f:id:hasyun:20190319123557j:plain

 

 一言で言うと、こんなライブにはもう二度と出会えないだろう、こんな感情が揺さぶられるライブはないだろう、そんなライブでした。楽しいと、そして悲しいという感情が融合していた。早く映像がソフトで見たいです、これがそういう感情だったのか、もう一度確かめたい。

 

 でもやっぱり、「楽しい」が強かった。それはツアーを駆け抜けてきて、最後のエクストラステージだったからなんだと思います。最後、全員で卒業式を迎えるような感じ。卒業式って悲しいけど、その先がちゃんとあるし、みんなの旅立ちを祝福しているわけですし。そこに、初めてWUGを見ます!って方がたくさんいて、祝福してくれる人が多いのはとっても嬉しいじゃないですか。

 

 あぁああああぁぁーーー楽しかった!楽しいライブだったから、1曲ずつ感想を書きますね。まゆしぃスタイルです。

 

0.公演前

 丹下社長、松田さん、そして早坂さんのボイスドラマ。WUGの魅力の一つである、周囲の素敵な大人たちによる送り出し、卒業式なら父兄挨拶とでもいうんでしょうか。ありがとう。

 そして今までのCDのCM、あれは反則です。そこからのハートラインってのも反則だよね。

 

1.タチアガレ!

 最初か、最後かなと思ってたんですが、結果両方でしたね。衣装は制服、始まりの曲を始まりの衣装で。こんな素敵な演出がありますか。そしてここで初めて、会場の光の渦に気づきます。埋まってるんです、SSAが、WUG単独で。もう感情の逃げ場がどこにもなくなりました。

 

2.16歳のアガペー

 アガペーの2曲目感がある論者としては、ここで自説の正しさを自分の中で完結できました。いつもはあいちゃんの名前を大きく叫んでいたけども、この日だけはわぐちゃんの名前を叫ぶかとっても迷いました。でも、やっぱりいつも通り楽しむのが一番だよね。まっすぐ、君の名前を呼んだよ。

 

3.7 Girls War

 思えばアイドルアニメ戦国時代、たくさんのライバルがいる中で駆け抜けてきたWUGを象徴するような曲です。やっぱこの曲で今日は楽しもう!と強く思えた気がします。それでこそアニメのOPだし、メンバー一人一人の名前を呼ぶ曲ってことなんだな。制服で駆け抜けていた、おいもちゃんたちは、立派なアイドルでした。

 

4.ゆき模様 恋のもよう

 制服で歌うからこそ意味のある曲、まゆしぃがこの曲の前に言ってました。たくさんの感動と、ハイパーリンクの極みであった舞台で生まれたこの曲。この曲聞くとやっぱり東北のことを思い出します。舞台のキャストの皆さんも観覧されていたようで、嬉しいです。

 

5.言の葉 青葉

 頑張ってねって簡単に言えない。まさにこの日のWUGちゃんにどうやって声をかけようか、そんな感情が渦巻いていた。でもやっぱり頑張れ、そして頑張り過ぎないで。君たちのペースでバトンを、光を繋いでいけばいいんだ。

 

6.One In A Billion

 ここでこの曲を置く意味。おイモちゃんたちがいろんなステージに羽ばたいたことを象徴する曲な気がします。May'nちゃんのいる場所に一筋の白い光。May'nちゃんがWUGに出会ってくれて、好きになってくれて本当に良かったし、一緒の感情になってくれてありがとう。一般席を取って、ワグナーであることを貫いたMay'nちゃんに、最大級の感謝を。

 

7.素顔でKISS ME

 劇中での扱いとは真逆の大人気の曲。青春の影の劇場限定のブルーレイのジャケットがこの曲の衣装でした。このとき、何この衣装と何も知らない人から煽られていたのが、劇中通りでほくそ笑んだことを覚えています。お前もハイパーリンクの要素の一部なんだぞ。

 

8.恋?で愛?で暴君です!

 よっぴー、いまさらだけど、アニメの主演おめでとう。グリっぽく歌うの、とっても悩んだと思う。けど、この曲が、WUGがタイアップしても何も不思議じゃないと決定づける曲だった。WUGにはあんまりない可愛い曲、だからこそひときわ輝いてた曲でした。

 

9.ハジマル

 まゆしぃらしい曲だよね。この曲がリリースされた当時、この曲がWUGの2期のOPでもおかしくないと本気で思ってました。みんなの素敵な2章、ハジマレ。

 

10.可笑しの国

 和菓子屋さんに生まれて、素朴な可愛さと一生懸命に努力できる性格、そして自己評価が少し低い君の素敵なキャラソン。最後にサビだけでも聴けて本当に嬉しかった。

 

11.ステラドライブ

 ステッ↑って聴こえた瞬間、空気が一変した気がします。よっぴーが持ってる声質や歌唱力を120%引き出している曲だと思います。

 

12.オオカミとピアノ

 会場がシャンシャンの声で揺れていました。山下七海と久海菜々美の融合とも言えるこの曲。この曲が君の魅力を存分に引き出したし、この曲の魅力を君が存分に引き出していました。

 

13.スキキライナイト

 かやが好き。それが嬉しいと言ってくれるかやちゃんのために、躊躇いなく叫べた。でも曲の純粋なカッコよさにやられたり、想いの双方向キャッチボールがたくさんできた曲でした。香耶が好きだし、夏夜も好きだよ。

 

14.歌と魚とハダシとわたし

 全てを美味しくたいらげちゃう曲。片山実波ちゃんの食レポで注目された劇中のWUGちゃんたち。田中美海の活躍で注目されたリアルのWUGちゃんたち。たくさんワグナーを増やしてくれてありがとう、2人のみなみ。

 

15.WOO YEAH!!

 多分SSAで聴いて一番感動しちゃう曲はこの曲なんじゃ、と事前に思っていました。WUGを選んでくれてありがとう。初めてでアウェイ感出してる君も、隅っこでクールに決めてる君も、この曲でノれるから!アリーナも2階席も3階席も、それ以上の席も!今はもうエアじゃない!高木美佑と岡本未夕の全力の笑顔のちからを感じることができました。今回のこのFINAL LIVE、この曲が全て体現している。

 

16.Non stop diamond hope

 この曲で会場全て、どこ見ても感情に逃げ場がなくなりました。なんで自然に7色になってるんだよ!素敵な虹をかけちゃってるんだよ!多分この先、どんなライブに参加したとしても、この自然にできた景色に敵うことはない。

 

17.ワグ・ズーズー

 正直聴けると思ってなかった。わんさかわんさかわんさかわんさかこりゃ大変だ。多分一番最初に振りコピちっくなことが浸透した曲なのではないか。

 

18.HIGAWARI PRINCESS

 WUGちゃんねるとペらじの夢のコラボから、このオールプリンセスバージョンのヒガプリ。この曲が繋いできたツアーを一番象徴する曲だったと思います。今日はみんながプリンセスです。

 

19.スキノスキル

 私達のパーティー君を真ん中に。君って一体誰なんだろとずっと考えてたけど、やっぱりワグナーだったり、かやだったり、いろんな人が主人公になれる曲でした。タイアップ曲の素敵なところだけど、出演していたメンバーのカラーがメインになるの本当に素敵です。

 

20.僕らのフロンティア

 なんだかこの曲から、あぁ、彼女たちは解散するんだ、僕らを一緒に連れて行って、一緒にユニットは死ぬんだ、という感じを意識し始めました。それは青い空をイメージさせる曲だから、タイアップという初めての経験からWUGの転換を象徴するような曲だからか、理由はわかりません。さよならと青春を感じる1曲でした。

 

21.7 Senses

 約束の地で待ってた、見ることができた。この曲、まゆしぃのコールが自然にできていったのが、WUGとワグナーの力なんだな。7人の個性という歌詞、積み上げてきた経験が力となり、集結すると7倍じゃなくて、無限大になる。

 

22.極上スマイル

 いつだってWUGのライブには極上スマイルが寄り添ってました。始まりの曲になることもあれば、湿っぽくならず、笑顔で終われる締めの曲になったり。色んな角度の笑顔があった。そんな笑顔の曲を、トロッコに乗って会場中に届けてくれる彼女たち。みんな泣いてなんかいられない、笑顔でライブを楽しもう。

 

23.雫の冠

 雫ってなんだろう。涙かもしれないし、努力して流した汗かもしれない。でも共通しているのが、どんな雫でも、きっと物語の先にある雫は美しい。

 

24.少女交響曲

 何度聴いただろう、何度大好きと言ってきただろう。この曲を聴くためだけにいろんな場所に行ったり、いろんな番組を見たりした。いっぱい悩んだ日々は決して無駄じゃない、このFINALの日のためにあった言葉なんじゃないか。でも笑顔だけは今日もチャージして、不安とぶつかる。この先、生きていくと、僕はこんな振る舞いばっかりするのであろう。でも後悔はしない。

 

25.Beyond the Bottom

 どん底の向こう側。WUGは華やかとは少し、いや結構遠い場所にあったユニットであったと思う。だからこそBtBのような重たい曲も歌えるし、暴君のような底抜けに明るい曲も歌える。「WUG最高!」このセリフって、美海の一瞬の溢れた想いと、WUGに関わる全ての人が掲げてきたスローガンなんじゃないだろうか。最高ってなんだろう、最も高い、心の核になる作品、自分が常に中心に考えてしまう存在。それがWUGで良かった。

 

26.海そしてシャッター通り

 いわゆるWUG組曲の1曲目に位置するこの曲。この曲を聴くと思い出す景色が2つあるんです。僕の出身とか、育った街の経緯は察してください。

 1つは震災直後、住んでいた日立市のシャッタ通りの景色。シャッター通りだけど、頑張って営業しているパン屋さん、惣菜屋さん、震災のときはお世話になりました。またいつか、食べに行きますね。

 そして生まれ故郷の上諏訪の商店街。もう僕が生まれた30年前には全く活気がありませんでした。そんな上諏訪駅前には大手のスーパーが入るらしいです。それでもいいじゃない、それも今の子供たちには故郷の風景なのです。

 僕は正直、故郷が好きではありません。でも、なにか地域のために貢献したいってWUGのお蔭で思う事ができました。なんでもいい、なにかできるように頑張りたい。

 この曲だけで随分と長くなってしまいました。考えさせられる、劇伴を手がけてらした高橋さんだからこそできる曲でした。

 

27.言葉の結晶

 こんなWUG見たことなかったです。光と一体になる7人、こんなパフォーマンスができるユニットになってくれたこと、パフォーマンスに一部になってくれた照明さん、音関係のスタッフさん、ありがとうございます。

 

28.土曜日のフライト

 忘れないで、でも上手に忘れて。このワンフレーズに全てが込められた曲なんだと思います。新たなる旅立ち、それは過去との決別かもしれないですし、希望に溢れたことかもしれない。どちらにも当てはまるWUGというユニット、心が揺れるんです。次の日が来るというのはツライことでありつつ、一歩踏み出す、勇気がもらえる曲です。

 

29.さようならのパレード

 さようならは嫌だよ、慣れることなんてない。さようならに慣れてたら、それは多分人じゃない。卒業式って表現がピッタリハマる曲なんです。今日という日がずっと続けばいい、それはパレードという表現に現れており、でも終わりなんだ、さようならなんだ、そんな心をグチャグチャにしてくる曲でした。グチャグチャってあまり響きは良くないですけど、心がこんなにも動かされる、大事に思っているという再確認ができる、ありがとうWUGちゃん。

 

30.SHIFT

 WUGのライブは楽しい!!!!!!!この楽しいライブが大好き!!!!!!!ここにこの曲を持ってこれるWUGちゃんの頼もしさ。これも積み上げてきた経験値がなせる技です。正直、衣装見えた時に嗚咽に近い声出てたと思う。やるかな・・・と思ってた曲なので、嬉しい。

 

31.地下鉄ラビリンス

 大好きな曲です。本当に一番大好きな曲です。一番先の景色が見たい、一番先の景色をWUGちゃんに見せられたのかな。東北から東京へ、上京の曲っていろいろあると思うんですけど、希望と、ほんの少しの不安とそして地元とは比べ物にならない地下鉄迷宮。いろんな人に刺さる曲です。

 

32.TUNAGO

 手を繋ごう心を繋ごう、WUGが大事にしてきた想いがたくさん詰まった曲。これを最後に持ってこれるWUGというユニットは、特別でした。震災があったから生まれたユニット、その意味を噛みしめる曲、震災があったからというのは決して罪ではない。失った絆もあるけど、生まれた絆もある。それを象徴する曲です。

 

33.Polaris

 未来と今を繋ぐのは一つの一等星でした。一等星ってどこからでも見えるんですよね。WUGは僕らファンにとっての一等星、なんて安いことはあんまり言いたくないです。一等星でもあれば、存在が悩みの種になったり。最後、まゆしぃソロを送り出すWUGメンバー、赤色で迎え入れるワグナー、どんな気持ちだったんだろうな、まゆしぃ、絆と絆を大切にしたい。

 

■お手紙

 正直、一番最初のみゅーちゃんのお手紙が一番グッと来てしまった。シンプルに大好きと伝える彼女の言葉、嘘偽りなく、あの会場全ての人に届いていた。本当に、毎日見ていたブログのように、個性が溢れていたお手紙。その個性、きっと未来で花開く。

 

34.タチアガレ!

 多分、泣いてる人はあまりいなかった。みんな楽しいが一番に来ていて、大好きをWUGちゃんに伝えようとしていた。好きだよ、好きなんだ、好きって言える自分が好き。そして好きって言わせてくれるWUGが好き。大好きよりも大きな、何かがそこにあった。

 

終わってしまった、そりゃ有限のライブなのだからいつか終わりは来る。でも来て欲しくなかった。でも、世界一楽しかったから、ものすごいスピードで来てしまった。

 再結成とかそんな軽いことは言わない。でも、各々のメンバーが、WUGとは違う現場で合った時に、久しぶりだねって声をかけて欲しい。それはワグナーも一緒だよ。俺たち、こんな素敵なユニットを愛していたのだから。

 

 吉岡茉祐さん、あなたはいつもセンターとはという命題に対して自問自答していたと思う。そこが魅力で、たくさんのファンを魅了した。あなたが真ん中にいてくれて成立したユニットでした、ありがとう。

 

 田中美海さん、あなた最初から演技がうまくて、最初からエースでした。たくさんのファンをWUGに連れてきてくれました。太陽みたいな、でも一番深い海のようなひとでした。ありがとう。

 

 青山吉能さん、あなたがリーダーじゃなかったら、このユニットを愛することができませんでした。君のひねくれたまっすぐさ、強靭な武器です。大切にしていってください。ありがとう。

 

 山下七海さん、あなたはWUGのアイドルでした。あなたの変化がWUGの関係性の変化だったと思います。美海と並んで、ダブルエースでした。徳島の田舎娘ではないです、日本のチャーミング娘です。ありがとう。

 

 奥野香耶さん、最後まで、あなたのことは掴みきれませんでした。でも、共感できる部分もたくさんありました。闇なんて簡単な言葉で表現されていましたが、闇ではない、君の感受性の豊かさです。たくさんの愛をありがとう。

 

 高木美佑さん、月並ですが、あなたの笑顔には何度も、何度も救われました。天真爛漫という言葉は君のためにある。でも、人一倍悩み、苦しみながら答えを出して進んでいた君の姿は忘れません。ありがとう。

 

 永野愛理さん、あなたの演じる林田藍里ちゃんのお陰でWUGを好きになれました。キレキレのダンスに、司会もできちゃうトーク力、でもそれって実はそんなに得意ではないのかも。それでも今の精一杯を見せてくれるあなたが大好きです。ありがとう。本当にありがとう。

 

 そして最後に、一緒にWUGを好きでいてくれたワグナーさん、ありがとう。色を統一させたり、一体感を大事にする姿とっても素敵でした。

 

 また、いつか会おうね。そのときも必ず言うよ。

 いくぞ!がんばっペ!Wake Up, Girls!!!!!!!


f:id:hasyun:20190319123640j:plain